日本外交の基礎「平和主義」の原則はどこへ

安倍首相は、29日午後の衆院予算委員会で、過激組織IS(イスラム国)による日本人人質事件を踏まえ、自衛隊による在外邦人救出を可能とする法整備に意欲を表明しました。
民主党議員の質問に対し、「領域国の受け入れ同意がある場合は、自衛隊の持てる能力を生かし、救出に対応できるようにするのは国の責任だ」と答弁。
 
人質事件が進行中の今、このタイミングで「ファイティングポーズ」の姿勢を示してどうするつもりなのでしょうか。
IS(イスラム国)の関係者は想像以上に日本の世論を見ています。事態をさらに危険な方向に向かわせる発言ではないでしょうか。
力技で解決しようとするのではなく、後藤さんにメッセージを送るとか、日本としての「平和」を発信してほしものです。

オレはツイている (画像をクリック)
オレはツイている
(illustrated by 工場長)

昨年、ロシアがウクライナに侵攻したのは「ウクライナ国内にいる自国民救済のため」という名目が発端でした。
「邦人救出」というのは、戦争の大義名分にもなる危険な魔法の言葉です。
また、安倍首相は「後方支援は武力行使ではない。国連決議がある場合でも、そうでない有志連合の場合でも憲法上は可能だ」とも述べています。
首相には、戦後70年間、日本が戦争に手を染めずにこれた理由を考えて欲しいと思います。

こんな事よりも、虎の尾を二度と踏まない事のほうが大事じゃないのでしょうか?

★ 後藤健二さんの妻のメッセージ(1月29日、午後10時すぎ)
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「この時期に政権を批判すべきではない」ってなんなの?

25日のNHKの「日曜討論」で、安倍首相は集団的自衛権の法整備について「今回のような人質事件が発生した時に自衛隊を派遣できるように」と述べました。
さらに、「人質救出を目的とする自衛隊派兵」の根拠法の策定を関係省庁に指示しています。

アメリカの特殊部隊でもIS(イスラム国)の人質救出に成功したことはないのに、日本の情報機関と自衛隊でIS(イスラム国)に潜入できると思っているのでしょうか。
自衛隊を現地に送れば後藤さんの救出ができるのでしょうか。できないなら、こんな悪質な発言は今、絶対にすべきではありません。
今回の人質事件を安全保障や集団的自衛権の法改正問題と結び付けて「政治利用」しようとしているのは許し難い事です。

ISも驚愕!着物でテロに抗議! (画像をクリック)
ISも驚愕!着物でテロに抗議!


湯川氏がイスラム国に拘束されたことが明らかになったのは昨年8月、後藤氏についても政府は昨年11月の時点で拘束されたという情報を掴んでいました。
これまでの数か月で政権ができることは山のようにあったはずです。
NHKの「時論公論」で、解説委員の島田氏が「首相の中東訪問が原因と言われるがそれは結果論にすぎません」と話しましたが、この場に及んでまさかの政権アリバイ放送です。

「国益」が大好きな日本のメディア関係者やジャーナリストや識者たちに問いたい。
「国益」の最優先は国民の生命のはずです。ならばその「国益」が明らかに犯されている今、なぜこれを放置し続けた政権を批判しないのでしょうか。

追記
超党派の「和装振興議員連盟」が26日、国会正面玄関前で記念撮影を行いました。
議連会長の伊吹前衆院議長は過激組織IS(イスラム国)による邦人人質事件を踏まえ、「国民衣装である着物を着て、国民が一致結束してテロ組織に対応している姿を示す」と語りました。
写真撮影自体は、通常国会の召集日に恒例行事として行われるものですが、人質一人が亡くなったというのに、喪服ならまだしも晴れ着で記念撮影です。
自粛しろとか言う気はありませんが、議員として現状への当事者意識はありませんね。どう勘違いしたらこうなるのか不思議です。

★ 後藤健二さんと思われるボイスメッセージ(1月29日、午前8時頃)
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希望はある!

希望はある!
首相官邸へのメールで、後藤さん救出を求めましょう。


★ 首相官邸への意見

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2名の解放を!!

27日、午後11時ごろ、後藤健二さんとみられる新たな画像が、「イスラム国」の支持者とみられる人物の「ツイッター」を通じて公表されました。
手にはヨルダン軍パイロット、モアズ・カサスベ中尉(26)とみられる男性の写真を掲げています。
画像につけられた音声は「残された時間は24時間しかない」と述べ、日本政府に対し、サジダ・リシャウィ死刑囚とみずからの交換を急ぐよう、ヨルダン政府に圧力をかけることを求めました。
日本政府筋は28日未明、「24時間」との新たな期限に関し「ヨルダン政府に委ねているので、対応が難しい」と述べています。

2名の解放を!! (画像をクリック)
2名の解放を!!

事態が切迫していますので、今日は論評はいたしません。
誰かの責任も問いません。

私は後藤健二さんの無事を祈ります。

أدعو الله من أجل سلامة كينجي انتقل الى.

I pray to God for the safety of Kenji Goto.

現在、官邸へのFAXが混み合っていてつながらなくなるほど、後藤さん救出のお願いが殺到しているようです。
首相官邸ご意見募集:FAX 03-3581-3883

★ 最新動画の声明(全文)
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日本人人質の解放を!!

過激派組織「イスラム国」を名乗るグループに拘束された後藤健二さんとみられる動画が、1月24日午後11時過ぎ、ネット上に投稿されました。

動画には冒頭に、「このメッセージは後藤健二の家族と日本政府が受け取った」という文章が掲載されており、続いて、後藤さんとみられる男性は、同じく拘束された湯川遥菜さんが殺害されたとみられる写真を掲げ、声明を出しています。

今回の事件は、日本が積極的な外交・安保スタンスをとることに伴うリスクを日本人に実感させました。
これをきっかけとして「他国の戦争に関与するとろくなことにはならない」とする世論と「テロとの戦いにもっと積極的に関わるべき」との世論の二極化が一段と進むことになってしまうのでしょうか。

第三次(大惨事)政権になってしまった (画像をクリック)
第三次(大惨事)政権になってしまった


ロイター電によると「安倍首相がなぜ、「イスラム国」と戦っている諸国をわざわざ選んで支援表明したのか、疑問が浮上する可能性は高い」と伝えています。
一刻も早く後藤さんを救出しなければならない、事態が切迫する中、安倍首相はNHKの日曜討論で集団的自衛権の行使容認の法整備を進めることを淡々と語っていました。

自国民の人質がいると知りながらエジプトで「イスラム国」を批判するスピーチをする。イスラエルと日本の国旗を並べて「テロには屈しない」と言ってのける。
安倍首相のピントのずれた「積極的平和主義」ほど危なっかしいものはありません。

もちろん、今回の問題の根源は「イスラム国」の卑劣なテロ行為にあり、早期の無条件の解放を求めます。


★ 動画の声明(全文)

追記
エルサレムでの安倍首相会見、日本の報道ではイスラエルと日本の国旗がはっきりと映っていますが、英国BBCでは首相が会見場に現れる冒頭のシーンから演説中、イスラエル国旗があるステージの左側が映らないよう常にトリミングされていました。
果たして日本の報道関係者の中に、この感覚がわかる者がいるでしょうか。
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