「原発回帰」が急すぎる

17日、原子力規制委員会は、福井県にある関西電力高浜原発3、4号機の安全対策が「新規制基準に適合している」とする審査書案を了承しました。再稼働へ向けた事実上の審査合格で、九州電力川内原発に続き2例目となります。今後、パブリックコメントによる意見聴取、地元の了解という手続きを経て、来年春以降に再稼働されようとしています。
しかし、「新規制基準に適合している」といっても、技術的な基準をクリアしたにすぎません。
規制委の田中委員長も「(適合)イコール事故ゼロではない」との見解を示しています。

原発回帰は「NG」だ!! (画像をクリック)原発回帰は「NG」だ!!
(illustrated by 工場長) 

審査は安全性を担保するものではないというのが規制委の認識です。では、誰が再稼働後の安全に責任を持つのか。川内原発を含めて曖昧なままです。
16日には、電源開発(Jパワー)が、青森県で建設中の大間原発が新基準を満たすか確認する審査を規制委に申請しています。衆院選で与党が勝利したとたん、相次ぐ原発推進の動きです。

安倍首相は衆院選後、「原発依存度を限りなく低減させる方針に変わりないが、安全性を確認した原発は地元の理解を得つつ再稼働を進める」と述べています。
しかし、将来の電源構成を示さずに再稼働を進めるのであれば、原発依存に回帰してしまいます。
だれも安全に責任を負わない原子力規制の仕組みのままで再稼働を進めれば、エネルギー政策への信頼を失うだけです。
安倍首相は事あるごとに「国民の生命と財産を守るために万全を期す」と述べますが、本当に考えているのでしょうか。

★ 高浜原発、審査書案に対するパブリックコメント(1月16日まで)
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