臨時国会は開かれません

10、11日、衆参両院の予算委員会で閉会中審査が開かれました。安全保障関連法成立を与党が強行した通常国会閉会から約1カ月半ぶり、環太平洋連携協定(TPP)の大筋合意と、第3次安倍改造内閣発足後、初の国会論戦でした。安保関連法、TPP、改憲、消費税増税、辺野古新基地問題、国民の生活を左右する重大な政治課題が山積しているにもかかわらず、わずか2日間の審査です。これで議論が深まるはずがありません。説明責任を果たそうともせず、国民を軽視した国会運営に、憤りを禁じ得ません。

本来あるべき新内閣の所信表明もされていません。政権を追及しきれない野党の力不足も明らかです。各党間で質問項目を調整するなど工夫が必要でした。高木毅復興相の政治資金をめぐる疑惑など、新閣僚に噴出した「政治とカネ」問題が解明されなかったことも、見過ごせません。首相は「自ら説明責任を果たすことが大切」と人ごとの対応です。短期審議で「逃げ切り」を目指し、ダメージを最小限にしようとする身勝手な姿勢に終始しました。

2日で逃げ切り

2日で逃げ切り

(イラスト 工場長・コラージュ 副島和芳)

憲法違反が疑われる安保法制について首相は、約束の「丁寧な説明」をしないまま、南シナ海への自衛隊派遣を選択肢の一つとして示唆しました。こうした重要課題を、臨時国会さえ開かずに簡単に素通りさせることは許されません。政府は、野党が憲法規定にのっとって要求した国会召集を、拒否しました。憲法と立法府を軽んじる首相の政治姿勢を如実に表していると言えます。

今回の閉会中審査は、今年最後の国会審議となるかもしれません。国民への説明から逃げ続けるのは政治家としての責務の放棄にほかなりません。
首相、民主党、山井議員の障害福祉報酬の切り下げに関する質問に「質問通告がない」と逆切れ(笑)
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テーマ : 日本を正常な国に戻したい
ジャンル : 政治・経済

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