GDPマイナス アベノミクスは限界だ

アベノミクスの行き詰まりが鮮明になったと言えます。
内閣府が発表した、2015年10~12月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比0.4%減、年率換算は1.4%減で2四半期ぶりのマイナス成長となりました。

足踏みというより、後退局面入りさえ疑われる景気の現状は、安倍政権が目指す経済の好循環がほとんど機能していないことをはっきりと示しています。
日銀による異次元の金融緩和で円安が進み、輸出関連の大企業が空前の利益を上げても国内に還元されません。株高で富裕層が潤っても消費は盛り上がりません。

第2次安倍政権発足から3年以上経過し、好循環実現には時間がかかるとの言い訳はもはや通りません。政府はアベノミクス自体に問題があることを認めるべきです。

アベノミクスは大胆な金融緩和、機動的な財政出動、民間投資を喚起する成長戦略の「三本の矢」でデフレ脱却を目指しました。さらに「希望を生み出す強い経済」など「新三本の矢」を打ち出し、具体的には20年ごろの名目GDP600兆円達成を目標に成長と分配の好循環実現を打ち出しています。しかし、GDPのマイナス成長はこうした目標達成が容易でないことを物語っています。

やはりアベノリスクだった

やはりアベノリスクだった

(イラスト 工場長・コラージュ 副島和芳)

実質賃金は15年まで4年連続で減少し、消費税増税や円安に伴う物価上昇に賃上げが追いついていません。原油安の恩恵があるものの、むしろ消費者は節約志向を強めています。
石原経済再生担当相は「日本経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)は良好」と述べましたが、輸出も減少に転じ、景気のけん引役が見当たらない現状を考えれば、甘い認識と言わざるを得ません。

大企業や富裕層から富が滴り落ちるトリクルダウンは起きそうにありません。ありもしないことを待つのではなく、低所得者対策など格差是正に取り組むべきです。
特に、消費の活性化には、労働者の4割を占めるに至った非正規社員の待遇改善が急務です。

アベノミクスは限界と言うより終わってます(笑)
関連記事

テーマ : 日本を正常な国に戻したい
ジャンル : 政治・経済

コメントの投稿

非公開コメント

デモクラTV 会員登録
市民のためのネット放送局
会員登録は
こちらから

デモクラTV

インターネット会員 月額525円
DVD会員 月額2,520円
(DVD2枚組×4回)
Twitter
最新コメント
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
アクセスカウンター
オンラインカウンター
現在の閲覧者数:
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
デモクラTV facebook
デモクラTV
デモクラTV Twitter
デモクラTV
リンク
Special Links
日本国憲法(全文)
日本国憲法(全文)
RSSリンクの表示
リベラル ブログランキング


検索フォーム
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる