震災に名を借りた改憲は危うい

連休中の外遊後、妙に静かな安倍政権。このまま、サミット、参院選へと粛々となのか。。。

人智が及ばない自然の脅威にいかに立ち向かうか、熊本地震は現在進行形です。揺れはなお続き、被災者の避難生活は長期化の様相を見せています。
被災地では、ライフラインや主要交通網の復旧が徐々に進んでいます。共同通信社の世論調査では、安倍政権の震災対応を今のところ「評価する」という声が6割超に上っています。震災対策では、インフラの回復が先行します。鉄道や道路が開通し、仮設住宅の建設が始まると、一段落したかのように見えます。

内実は過酷です。被災者の心の傷は深く、新たな生計の確保には困難が伴います。地域コミュニティーの再生も容易ではありません。阪神大震災では、その精神的負担などによる「震災関連死」という被害概念が生まれました。東北の被災地では、その数が今も増え続けています。
憲法が基本的人権を柱に据え、「生存権」や「幸福追求権」を定めていながら、今回の震災でも既にそうした構図が生まれています。

緊急事態とは、なんだ?

緊急事態とは、なんだ?

(イラスト 工場長・コラージュ 副島和芳)

震災対応を巡って、安倍政権は今の憲法に「緊急事態条項」を盛り込む必要性を唱えています。国の有事や大規模災害時には、首相に権限を集中させ、より迅速な対応が取れるようにすべきだという一見、分かりやすい主張です。
しかし、災害対策基本法などには既に緊急条項があり、内閣が法律に代わる政令を制定したり、国民の権利を制限したりすることができる仕組みになっています。

憲法は為政者の権限を縛るものです。憲法を見直すべきか否か、見直すとすればどこを改めるか、決定権を握っているのは主権者の国民です。
また、人智が及ばない自然の脅威は避けられませんが、人智が及ぶ原発の脅威は、避けられるという事を忘れてはなりません。
関連記事

テーマ : 日本を正常な国に戻したい
ジャンル : 政治・経済

コメントの投稿

非公開コメント

デモクラTV 会員登録
市民のためのネット放送局
会員登録は
こちらから

デモクラTV

インターネット会員 月額525円
DVD会員 月額2,520円
(DVD2枚組×4回)
Twitter
最新コメント
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
アクセスカウンター
オンラインカウンター
現在の閲覧者数:
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
デモクラTV facebook
デモクラTV
デモクラTV Twitter
デモクラTV
リンク
Special Links
日本国憲法(全文)
日本国憲法(全文)
RSSリンクの表示
リベラル ブログランキング


検索フォーム
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる